ショットブラストをするメリットについて

ショットブラストとは

弊社でも扱っているショットブラスト処理とは、ブラスト工法のひとつで

鋼球をワーク(製品や治具など、処理対象のこと)に勢いよく噴射することで、ワーク表面に研磨作用をもたらします

何を噴射するのか(メディアの種類)や噴射の仕方によって様々に分類されます

実は「表面処理」という業界に限って使用される処理ではなく、

家などの「建築」、さらには「社会インフラ(道路など)」等にも使用される工法になります

機械加工サプライヤーでは導入している企業は少なく、上手く組み合わせることで以下のようなメリットを創出します

<<お客様のメリット>>

熱処理品・鍛造品・鋳造品の面粗し・スケール落とし・付着物除去

■コスト削減 □リードタイム短縮 ■品質向上

当社では一般市中材料にとどまらず、鉄系・非鉄系問わず、鋳造品・鍛造品・熱処理品の加工も承っております

●加工前のクリーニングをショットブラストで行うことで、間接的に加工コストの抑制ができる場合があります

溶接前の、黒皮(酸化被膜)除去

■コスト削減 ■リードタイム短縮 ■品質向上

当社では機械加工に加えて、特殊工程である溶接作業も社内で実施しております。

【旋盤加工 + 溶接】 ・ 【マシニング加工 + 溶接】 も社内で完結するため、コスト・納期共に自信があります

勿論、JIS認定・大手企業様の顧客認定も取得し、品質管理も徹底しています

【加工】と【溶接】を1社でまとめて行うことで・・・
●1社へ集約することで、直接製造以外の間接コストを圧縮し、コスト削減につながります
●複数社の製品移動が不要で、リードタイムが短縮できます
●【溶接・加工】の責任区分が明確で、品質保証も1社で完結できます

梨地仕上げへの質感変化

□コスト削減 □リードタイム短縮 ■品質向上

ショットブラストを用いることで、金属の表面に細かな凸凹をつくり、ざらざらとした質感に仕上げることができます

光沢感のある梨地は存在感があり、無光沢の梨地は落ち着いた印象を受けます

梨地仕上げの光沢の有無は投射材(メディアともいいます)の種類や噴出速度・圧力によって決まります

当社でも、作業工具の外観に採用されており、お客様に高い評価を頂いております
●梨地仕上げ処理を施す目的は多様で、質感や外観品質の向上や滑り止め効果付与、アンカー効果付与などが挙げられます

表面処理の下地処理

■コスト削減 ■リードタイム短縮

アンカー効果を採用することで、塗装・メッキなどの表面処理の密着性向上が期待できます

通常は、表面処理サプライヤーにて、酸洗いや、パーカー処理などで化学的に処理する場合が多いですが
●当社では、自社で下地処理を行うことで、間接的なコスト削減につながる場合があります

アンカー効果について

上記のようなお悩みをお持ちのお客様は是非、当社までご連絡ください

新規設備のご案内

NC旋盤・マシニングセンタなどの機械加工に加え、素材の表面処理も対応可能です
テーブルの上にワークを乗せて、テーブルが回転し、研掃します
大物品や重量品のショットに最適で、ワークに打痕疵や噛み込み疵がつきません

最大処理製品サイズ(テーブル径)(mm):Φ1200×H600
最大処理重量(kg):700